高血圧の第一選択薬とオルメテックと飲料の相互作用

高血圧治療は現代社会において重要な医療分野の一つであり、生活習慣病として個人レベルでの注意を高めるように働きかけられています。これは高血圧の原因治療を行っていく上では生活習慣の改善が不可欠である場合が多く、個人個人の高血圧に対する認識の高さが治療や予防において重要な役割を果たすからです。
実際に高血圧となってしまって医療機関を受診し、その治療を行うことになった場合には定められた高血圧治療のガイドラインに従って治療が進められていきます。医療行為という観点からは降圧剤の使用によって血圧を目標値内にコントロールするということが行われます。その第一選択薬としてガイドラインに挙げられている中でも効果が高いことが多いためよく利用されるのがオルメテックです。第一選択薬にはカルシウム拮抗薬やACE阻害剤、利尿剤なども挙げられていますが、ARBであるオルメテックはこれらに比べると副作用も少なくなっています。そのため、医師としてはオルメテックを第一選択薬とすることで安心して治療を開始できるのです。しかし、オルメテックを使用する場合には食べ物や飲料について注意をしなければならないということは留意が必要です。オルメテックの代謝に必要となる酵素を阻害する食べ物や飲料が知られているからであり、同時に摂取すると大幅な血圧低下が起こってしまうリスクがあります。その代表的な飲料がグレープフルーツジュースであり、この他にも類似の柑橘系のジュースには同様のリスクがあります。こういった医薬品と食べ物や飲料の相互作用はよく見られるものですが、認識不足があると重大な副作用を起こしてしまう可能性があるため十分な注意喚起が必要です。